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2017.05.16
第88回メーデー
労働法制改悪反対


 労働者の祭典メーデーは今年88回。4月29日には、東京代々木公園で連合の中央メーデーが小池百合子都知事が出席して開かれた。5月1日には、全労協が参加する日比谷メーデーが東京・日比谷の野外音楽堂で、全労連が参加する中央メーデーは東京・代々木公園で開かれた。この他全国各地で開かれた。
 東京・日比谷野外音楽堂での第88回日比谷メーデーには、会場内外あわせて7000人が集まった。
 国労東京地本の鎌田博一委員長は主催者挨拶で、@平和と民主主義、平和憲法の危機、A格差と貧困の拡大と深刻な日本経済の停滞、B労働者保護法制の危機等々、安倍政権の国民の暮らしと権利、生命をないがしろにする政治を批判しながら、6月の都議会議員選挙や衆院の解散総選挙に備え、「職場と地域の力を結集し国民本位の政治の確立に向け、たたかい抜こう」と呼びかけた。
 連帯挨拶では、東京・代々木公園で式典開催中のメーデー実行委員会から全労連の館野豊書記長が出席し、「戦争法廃止、許すな共謀罪、憲法改悪を許さないが、メーデー統一スローガンとして掲げられている」「共同運動を前にすすめるために努力をしていく」と述べた。
 式典は、社民党の福島瑞穂副党首らが来賓挨拶をおこなった後、韓国・民主労総からのメッセージの披露と、遠征闘争中の韓国サンケン労組は支援連帯のアピールとユルトン(闘争歌と踊り)を披露して会場を盛り上げた。
 続けて、非常勤職員(公務員非正規雇用)、外国人労働者、反戦平和、争議組合の4つの現場から訴えと決意表明があった。なかでも、ホテルのベットメーキングの仕事をしていたフィリピンの外国人労働者は、「突然に賃金が半分になったので社長に質問したら首にされました」「でも私たちは負けません。なぜなら私たちには組合があるからです」と片言の日本語ながら力強く語った。 
 式典終了後は、オフィス街や繁華街のデモ行進を行い均等待遇や共謀罪NOなどを訴えた。(東京発)


 【大阪】野党共闘の実現追求を


 晴天の5月1日、大阪全労協主催の中之島メーデーが開かれた。
 特別報告で、労働者弁護団の中島光孝弁護士は「働き方の決定権を私たちに取り戻すためにも、共謀罪を成立させてはならない」と警鐘を鳴らし、森友問題を告発している木村真豊中市議は「極右カルト学園に対し、国や大阪府が異常な便宜供与を行ったことは絶対許せない。裁判を通じて明らかにしていく」と決意を述べた。
 そして新社会党の山下慶喜府本部委員長は、「衆院大阪19選挙区の全てで野党統一候補を決めていきたい」と話し、社民党の服部良一元衆院議員も「大衆運動だけでは政治は変えられない。皆さんからも立候補して頂きたい」と呼びかけた。さらに市町村議員の活動報告があり、人口3万人の島本町で32歳の若者が維新候補を破った報告があった。
 続いて争議組合からの闘争アピールがあり、団結がんばろうの後、元気よくデモ行進に出発した。(大阪発)


 【熊本】岩中県本部委員長があいさつ


 5月1日、熊本市中央区の高橋公園で、メーデー熊本中央集会が開かれた。
 実行委員長あいさつで県労連の楳本光男議長は、一カ月の残業時間の上限を特例で100時間未満とする働き方改革に対し、「労働者は家族と触れ合う時間も持てない。弱者の視点に立ち、人間らしい働き方を求めようと」呼びかけ、この場を安倍首相退陣を求める場に、と訴えた。
 政党からは共産党、新社会党があいさつに駆けつけた。
 新社会党の岩中伸司県本部委員長は「県の総務常任委員会で、ある委員が防災対策にかこつけて、北朝鮮がミサイルを撃ち込んだ際の避難について質問した。自然災害と戦争の区別もつかない」など、県議会の実例を出しながら、日本を覆う薄っぺらなもやもや感を労働者が主体となって変えていこうとエールを送った。 (熊本発)


 【高知】連合高知に来賓参加


 連合高知の第88回メーデー高知県中央大会が4月29日、高知市城西公園で開かれた。会場には、連合傘下の23産別の労働者と政党など6団体から約1500人が参加した。 
 主催者代表の折田晃一会長は、「連合としては、労働時間規制は守らなくてもいいといったこれまでの企業常識を抜本的に変え、社会に定着させるための役割を果たしていく」。また、「高度プロフェッショナル制度の導入をはじめ労基法の改悪は、撤回や修正を求めて闘う」と、決意を述べ、一方、今国会で政府が成立をもくろんでいる「共謀罪法案」について、「法案の取り下げを求めていく」と強い口調で政府の動きを批判した。
 新社会党県本部は小田米八委員長が来賓として紹介され、共謀罪反対、憲法改悪STOP!のボードを手に集会とデモに参加した。(高知発)


 【静岡】アベ政権にNO訴える


 5月1日に静岡市で、静岡県中部地区メーデーが開かれ、200人が参加した。新社会党の仁杉秀夫県本部委員長は来賓挨拶で、「安倍内閣を打倒するためにも、衆議院選での野党協力は不可欠。粘り強くがんばろう」と訴えた。
 各団体からのアピールでは、労働組合はもとより市民運動の、浜岡原発を考える静岡ネットワーク、袴田さんを救援する会、戦争をさせない1000人委員会等、各方面からの発言が相次いだ。
 集会の最後に、「安倍政権はさまざまな労働者保護をなきものにし、経営者だけ『世界一働かせやすい国』へ突き進んでいる。安倍政権にNOを突きつけ続けよう」のメーデーアピールを採択した。デモ行進では「共謀罪反対」「100時間残業の法制化を許すな」等を市民に訴えた。(静岡発)




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