新社会党
  1. トップ
  2. 週刊新社会
  3. 憲法/平和
  4. 2018.07.24
 2018.07.24
「種子を守る会」総会
種子法に代わる「新法」の制定を

 戦後の日本で、コメや大豆、麦などの種子の安定供給を支えてきた主要農作物種子法の廃止法案が昨年2月、突然閣議決定され、満足な審議もないまま4月には成立、今年4月1日に廃止された。廃止法成立を受けて昨年7月に「日本の種子(たね)を守る会」が結成され、7月4日には東京・永田町の参院議員会館で第2回総会が開かれた。

 総会では、種子法廃止によって「米、麦、大豆の種子という大事な公共財産を失うかもしれない」という問題の重要性を知ってもらうためのリーフレット配布や講演・学習会の開催、都道府県の対応をただす活動、新たな法律の制定を求める署名運動など1年間の活動報告があった。

 向こう1年の活動として、学習・講演活動や都道府県での種子を守る活動の推進、新法の制定を目指して署名活動を行うなどの方針を決めた。役員改選では八木岡努会長、山本伸司幹事長らの留任、顧問に山田正彦元農水相を選出した。

 総会後、種子法廃止に対して優良種子を確保するために条例を制定した埼玉県の経験をJA埼玉県中央会地域振興部の西田秀生部長が報告した。条例は、①県の責務②種子計画③原種および原原種の生産④在来種の生産および維持⑤財政上の措置などを定め、今年4月1日施行した。

 また、哲学者の内山節さんが「市場に管理された社会と生命の営み」と題して講演した。