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2018.02.27
改憲NO!96条改悪反対連絡会議
「社会変革の原動力は労働組合」


 
 衆院選での自民党勝利によって安倍一強体制が強まり、労働法制改悪を目の当たりにして労働組合の存在価値が問われる中で、改憲NO!96条改悪反対連絡会議が2月15日、東京都内で「2・15労働者集会」を開いた。
 同会共同代表のジャーナリストの山口正紀さんの司会で始まり、主催者挨拶を同共同代表の二瓶久勝さんは次のように語った。
 今日的課題である朝鮮問題では、アベがトランプのお先棒を担ぎ、トランプ以上に緊張を煽っている。共和国と交渉しなさいと、ある所で言うと非国民と言われました。
 今言わなければ、翼賛体制が作られる情勢であることを組合は認識しなければならない。差別と貧困が進んでいる。非正規労働者は自らの努力では、そこを抜け出せない構造になっていると言われている。5年ルールも抜け道だらけだ。弱者の実態は涙なくして語れない実態だ。貧困絶滅の視点をきちんと持つべきだ。組合で春闘が死語になっている。労働組合の存在価値が問われている。社会変革の原動力はなんと言っても労働組合だ。これからは義理と人情と社会性だ。タブーに切り込んでいこう。
 次に、「アベ一強体制下での労働組合の役割」と題して国労本部前書記長の唐沢武臣さんが講演した(講演要旨は別項)。
 唐沢さんは途中、今日の情勢から自らが2年前に訪ねた朝鮮民主主義人民共和国の普通の市民生活をスライドで紹介し、今行われているマスコミの異常さを明らかにした。併せて沖縄・高江での労働者の闘いも紹介した。
 そして、全労協議長の金澤壽さんと国鉄闘争の経験と教訓を活かす千葉県共闘会議の堀川久司議長が自らの現場から労働者の任務について語り、「ガンバロー」で散会した。





 唐沢武臣さんの講演要旨
 @安倍政権は本当に強いのか。総選挙の結果は比例得票数では自民と立憲民主の差は、700万票余、得票率で13・4%、総議席は284対55である。選挙制度が民意を反映していないのは明らかだ。そんな中で、政府はナチスの手口に学び、敵を作ることで国民の統合を図っている。ミサイル実験に乗じて朝鮮脅威論でJアラートや避難訓練で煽っている。 内政では次年度予算で防衛費を2400億円増額し、社会保障費を1400億円削減している。暴政の限りだ。
 A18春闘は官製春闘5年目で、3%賃上げの見返りに法人税引き下げを約束し、「働かせ方改革」を強行し、世界で企業が一番活動しやすい国づくりに走っている。1日8時間労働制をも撤廃しようとしている。労組の団結力と横の連帯でベア獲得春闘を構築しよう。
 B憲法改悪阻止と安倍政権打倒へ。アベ改憲は、9条2項を残し3項(自衛隊明記)という手法でねらわれ、それは、集団的自衛権を可能とする安保法制下で軍事的直接行動を可能にする。さらにモリ・カケ食い逃げの私物化を許さず、憲法改悪の発議をどうしても阻止しなければならない。


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