左から　キム・テヨン氏　おかざき彩子氏　岡﨑宏美新社会党委員長　福島みずほ社民党党首　大椿ゆう子氏　宮城一郎氏　服部良一社民党幹事長
=3月20日、東京都内

　　社会民主党は7月の参議院選挙で、比例区共同名簿を呼びかけ、新社会党はこれに応え、第27回定期全国大会でおかざき彩子（42歳）さんの名簿登載を決定した。社民党は３月20日に東京都内で総決起集会を開いた。　

　　総決起集会は、「９条改憲を阻止し、ゆるぎない非核・平和の日本！　非正規・貧困からの脱却を」とのスローガンで開かれた。　

　　これに先立ち、社民党は3月19、20の両日、第19回全国大会を開き、2日目午後からは総決起集会を開き、集会には新社会党も参加した。　

　　総決起集会は社民党公認候補4名、社民党推薦のおかざき彩子参院比例予定候補（新社会党）らが参院選への決意を表明した。　

　　集会は5名の来賓が挨拶。冒頭で新社会党の岡﨑宏美委員長が連帯の挨拶をした。　

　　岡﨑委員長は「今回、社民党、新社会党がこの夏の参院選を共に戦う。新社会党は、改憲勢力の台頭を許さない、立憲野党共闘を確固とさせ、護憲の第三極を作ることを目標に、候補者擁立と参院選闘争方針を定期大会で決定した。新社会党はおかざき彩子が、社民党全国比例候補者の共同名簿推薦候補となった」と挨拶。　

　　来賓では、「緑の党グリーンズジャパン」共同代表の橋本久雄さん、全労協議長の渡邉洋さん、「許すな！憲法改悪市民連絡会」の菱山南帆子さん、評論家の佐高信さんが激励の挨拶。　

　　続いて、全国比例区予定候補の福島みずほさん、大椿ゆう子さん、キム・テヨンさん、おかざき彩子さん、宮城一郎さんが決意表明。　

　　新社会党のおかざき彩子さんは満場の拍手を浴びながら挨拶と決意を表明。自らを「１９８０年生まれの独身、引きこもりのある人間」と自己紹介。「私はロスジェネ世代。正規職がない中、非正規と女性差別を経験し、その運動から一人でも生きていける社会をというメッセージを伝えたい」と語った。　

　　集会は山城博治さん（社民党全国連合常任幹事）の沖縄からの訴えがあり、団結頑張ろうで閉会した。