今週の新社会

生きるために!希望は憲法参院選
おかざき彩子さん 大阪を駆ける
平和と暮らし守ろう

2022/06/01
新社会党大阪総決起集会で、左から松平要 東大阪市議、おかざき彩子さん、露の新治師匠=5月22日、東大阪市内
  
   参議院選挙本番を迎える6月。その直前、おかざき彩子予定候補者は、新しい社会をつくるために3日間大阪を駆けた。共同テーブル大阪集会、神田香織さんらとのクロストーク、新社会党大阪主催の決起集会。6月1日から40日で投票日となる。

   神田香織さんの講談「ビリー・ホリデイ物語(黒人差別との闘い)」に続き、神田香織×大椿ゆうこ×おかざき彩子のクロストークが5月21日、堺市のサンスクエアホールで行われた。市民主体の呼びかけ人会議で、開会あいさつから集会のまとめまで企画、檀上はすべて女性という運営で参加者は200名にのぼった。 

   参議院比例区予定候補者のおかざき彩子さんは、「私も就職氷河期に社会に出た世代で、非正規雇用と低賃金に落ち込み、引きこもりも経験した。が、ある時、新社会党の先輩と仕事をする中で、自分に自信を持てないのは個人の責任ではなく社会の仕組みにあるとはっきりわかった。まず当事者が声を上げなければ」と、立候補の決意を明確に話した。 

   会場からは交通事故による高次脳機能障害の方の「当事者の意見を聞いて法律を作って欲しい」、在日二世の方から「100歳で亡くなった母の苦労と思い」が訴えられた。 ロスジェネ世代の1人としておかざき彩子さんや大椿ゆうこさんにかける期待、女性差別・セクハラ・パワハラに対してユニオンや民事訴訟で闘っているなど、予定候補者2人への連帯の発言も出された。 

   3日目の22日に東大阪市で開かれた「新しい社会を語る大阪府本部決起集会」は落語家の露の新治さん、松平要党大阪府本部副委員長、おかざき彩子さんの鼎てい談。「河内亭九里丸」の芸名を持つ松平さんと上方落語の露の新治さんとの軽妙な掛け合いに、会場もおかざき彩子さんからも笑いがこぼれ、トークが弾んだ。 

   松平さんは東大阪市の学校給食の一時停止など行政の不手際を挙げながら政治家の姿勢を問い、露の新治さんは「戦争は最大の人権侵害や」「憲法9条の意味を一番わかっているのは今ロシアの人だ」「新社会党を応援しています」などと話した。 

   そして、おかざき彩子さんは「平和でなければ〝女一人でも生きてゆく社会〟は実現できない。だから私は声を上げます」と力強く決意を述べた。