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米国のイラン攻撃と防衛費増額要求を許さない!
党声明

2025/06/24
米国のイラン攻撃と防衛費増額要求を許さない!
参院選で日本の態度を問おう

 米軍は6月22日にイランを先制攻撃し、イスラエルとともにイランとの全面戦争を開始した。米国は「無条件降伏」までイラン攻撃を続けると公言している。17日のG7「首脳声明」は、イスラエルの攻撃を「自衛権」行使として支持し、イランを「恐怖の主要な要因」として非難した。明らかに米国の参戦を容認する布石であった。

 私たちは、米国をはじめとするG7の暴挙を許すわけに行かない。国際法の蹂躙であり核廃絶の道を閉ざすものだ。核保有国・イスラエルによる先制攻撃を支持する一方、イランとの「核合意」を一方的に破棄して、米国がひき起こした戦争だ。世界を戦争に引きずり込もうとする暴挙に他ならない。

 政府はイスラエルの攻撃は「容認できない」(岩屋外相)としたのに、G7首脳声明に加わった石破首相は態度を豹変させた。イランと国交のある国として積極的に平和的解決を主張する片鱗すらない。

 G7「声明」は「エネルギー市場の安定」のための「連携」を謳った。イランによるホルムズ海峡封鎖への軍事行動も想定されている。戦況によっては「安保法制」による「集団的自衛権」行使で自衛隊出動すら強行されかねない。

 石破首相は24日からのNATO首脳会議にトランプとともに参加する。加えて、米国から軍事費のGDP比3.5%を求められている。

 私たちはこうした石破政権を許さず。参院選では社民党、新社会党は力を合わせ「武力で平和はつくれない」と全力で訴えよう。

 
2025年6月24日
新社会党本部

新社会党

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