鎌田 慧 連載コラム
「沈思実行」

軍事国家反対にむけて    第277回

2026/02/25
  あたかもクーデター風。意表というか、隙を突いた「抜き打ち解散」。野党は対応できなかった。 

  316議席。空前の議席を獲得した高市自民党は、憲法改悪を主張する政党である。連立の右派・維新も  ・・・続きを読む

格差拡大と分断支配の政策 第276回

2026/02/18
  「アンダークラス」という言葉が、普及しそうだ。労働者階級の中での「下層労働者」というべき人を指している。かつては未組織労働者と言われたりしたが、今や組織労働者は3割程度。労働組合がないのが当たり前  ・・・続きを読む

スパイ防止法の暗黒   第275回

2026/02/11
  スパイ。軍事機密に関わるもっとも危険なこの言葉が、奇襲作戦と言うべき「高市選挙」の期間中に広められた。高市早苗首相は「スパイ防止法の制定が急がれる」と煽ったが、根拠は示されない。 

  与党  ・・・続きを読む

忘れてはいけない   第274回

2026/02/04
  中部電力の地震の揺れを過小評価した「基準地震動」捏ねつ造ぞう事件は、冤罪事件の警察による証拠でっち上げと同じ、犯罪行為である。冤罪は1人の人生にたいする不当な攻撃だが、原発事故の危険性を覆い隠すデ  ・・・続きを読む

「高市首相が天の願い」   第273回

2026/01/28
  奇妙な現象なのだが、高市早苗首相、わたしのまわりに、「よし」とする人は1人もいない。フリーライターで、会社のような団体に所属しているわけではないのだから、それで不思議ではないのだが、たとえば、石破  ・・・続きを読む

法務省の悪あがき   第272回

2026/01/21
  再審法の改正が世論で支持されるようになった。静岡地裁(村山浩昭裁判長)が、「拘置をこれ以上継続することは、耐え難いほど正義に反する」として、袴田巌さんの再審開始を決定した。袴田さんは、ようやく、4  ・・・続きを読む

スパイとは誰のことか  第271回

2026/01/14
  最近になって、ときどき思い出すのは、母親がわたしをおとなしくさせようとする時、「憲兵が来るよ」と小声で囁いたことだ。なぜ「憲兵」だったのだろうか。それで、泣き止んだのだろうか。 

  思い当  ・・・続きを読む