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今週の新社会
総選挙勝利へ奮闘
創意・工夫こらして 新社会党 共闘の一翼担い全力
2021/10/06
現憲法下初の任期満了後となる衆院総選挙まで1カ月余、首相指名のための臨時国会が4日に開会したが、野党が憲法53条によって要求した臨時国会とはまったくの別物。自民党の党利党略による臨時国会・総選挙日程に他ならず、選挙独裁だ。民主主義否定の政治を転換する新社会党の闘いを紹介する。
5選挙区で6党が統一
新潟
過去2回の参院選と2回の知事選で市民と野党の共闘が定着した新潟県は、2区を除く5小選挙区で立憲6党の統一候補が確定、運動が始まっている。1、3、4、6区が立憲民主現職と新人、5区が元知事で無所属新人の米山隆一氏だ。
柏崎刈羽原発がある2区はともに新人の共産と国民の調整がつかない中で、社民党・新社会党・緑が共産党の平あや子氏を推薦している(立憲は未定)。
新社会党県本部は高倉氏を除き、全候補の推薦要請を受けて推薦している。また市民連合@新潟と各候補予定者、立憲民主党、共産党、社民党、新社会党、緑・にいがたは政策協定を結ぶ予定。
6区合同選対には上越市議の牧田正樹県本部副委員長が副事務局長に入るなど、全党の結集態勢が作られた。
5区米山選対は国民を除く立憲野党が推薦。選対代表は社民党県議、幹事長が立憲(森ゆう子参院議員系)、新社会党も副代表を務める。
2区は共産党が初めて他党から支援を受ける。柏崎市と西蒲・燕地域で「国会に送る会」を結成し、新社会党も選対事務局次長などに入り、他の地域選対同様奮闘中だ。
大椿勝利へ支援強める
大阪9区
党大阪府本部は9区(茨木市など3市2町)で社民党公認の大椿ゆう子予定候補の必勝に向け支援活動を強めている。
大阪9区は前回、社民党公認の服部良一さん(現社民党幹事長)を全野党で闘った選挙区。現在、立憲野党で立候補表明は社民党の大椿さん1人。市民団体との政策協議も進み、野党各党への働きかけも進んでいる。相手は自民現職と比例復活の維新現職だ。
阪急茨木市駅で「戦争法廃止19の日総がかり行動」が取り組まれた9月19日、「投票に行って政権変えよう」のポテッカーが掲げられ、10月の総がかりは、野党統一候補を中心に進める。
毎月の総がかり、毎週金曜日の反原発行動が党派を超えて取り組まれており、前回の服部選挙もこの積み上げが実を結んだもの。
7月の総合選挙対策本部立上げ決起集会では会場いっぱいの支援者が集まり、多くの無所属議員はじめ各分野から期待する声が相次いだ。
阪急とJRの各駅前には事務所を構え、準備を進めている。
全選挙区で野党vs自公
熊本
熊本は全国に先駆け、県内4小選挙区すべてで野党vs自公の構図が整った。9月20日には熊本市など県内2カ所で1区~4区の立憲野党候補がそろい踏みで政権交代を訴える街頭演説会を開催。新社会党は岩中伸司県本部委員長がスピーチした。
また、2区の玉名市、3区の山鹿市、合志市などでは週1回の早朝スタンディングなどが行われ、党員や『週刊新社会』読者が党旗やプラカードを手に参加している。今回の選挙は「自公か野党のどちらを選ぶかの選択選挙だ」と、県民に強く印象付ける工夫や努力がなされている。
新社会党の努力が実る
山形
山形で立憲野党は9月19日、県内3選挙区中、調整中の3区を除き、ともに新人の1区立民、2区国民の統一候補を決定、自民独占を打破するため政策協定を結んだ。当初共産党を除いて協議が進められようとしたが、新社会党の共産党も含めるべきとの主張が実った。
党県本部の中村平治委員長は、「新社会党県本部はこの間、立憲民主党、国民民主党、共産党と個別に協議し、共産党を含む4野党の合意とすべきと県内全選挙区での野党共闘実現に努力してきた。全国で初めて国民も含め合意できたのは一歩前進。次は、3区の共産党候補への他党の支援の合意を実現するよう新社会党は尽力する」と決意を語った。
政策協定に訓練中止も
高知
高知では市民団体の高知憲法アクションと、次期総選挙に立憲民主党公認で出馬する1区武内のりお、2区広田一の両衆院議員との間で9月21日、「合意確認事項(政策協定)」を締結。協定には県内課題の米軍低空飛行訓練中止も入る。
協定調印式では、武内・広田両氏は「国民に目を向けた真っ当な政治を取り戻す」と力強く決意を述べた。
続いて県内4野党(立憲民主・共産・社民・新社会)が、「合意確認事項」を尊重し、両氏を野党統一候補として全力で闘う確認書に調印した。新社会党高知県本部は、野党統一候補及び政策作りに最初から参加し、浜田太蔵委員長が確認書に署名し、政権交代に向けて全力で取り組む決意を表明した。
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新潟
過去2回の参院選と2回の知事選で市民と野党の共闘が定着した新潟県は、2区を除く5小選挙区で立憲6党の統一候補が確定、運動が始まっている。1、3、4、6区が立憲民主現職と新人、5区が元知事で無所属新人の米山隆一氏だ。
柏崎刈羽原発がある2区はともに新人の共産と国民の調整がつかない中で、社民党・新社会党・緑が共産党の平あや子氏を推薦している(立憲は未定)。
新社会党県本部は高倉氏を除き、全候補の推薦要請を受けて推薦している。また市民連合@新潟と各候補予定者、立憲民主党、共産党、社民党、新社会党、緑・にいがたは政策協定を結ぶ予定。
6区合同選対には上越市議の牧田正樹県本部副委員長が副事務局長に入るなど、全党の結集態勢が作られた。
5区米山選対は国民を除く立憲野党が推薦。選対代表は社民党県議、幹事長が立憲(森ゆう子参院議員系)、新社会党も副代表を務める。
2区は共産党が初めて他党から支援を受ける。柏崎市と西蒲・燕地域で「国会に送る会」を結成し、新社会党も選対事務局次長などに入り、他の地域選対同様奮闘中だ。
大椿勝利へ支援強める
大阪9区
党大阪府本部は9区(茨木市など3市2町)で社民党公認の大椿ゆう子予定候補の必勝に向け支援活動を強めている。
大阪9区は前回、社民党公認の服部良一さん(現社民党幹事長)を全野党で闘った選挙区。現在、立憲野党で立候補表明は社民党の大椿さん1人。市民団体との政策協議も進み、野党各党への働きかけも進んでいる。相手は自民現職と比例復活の維新現職だ。
阪急茨木市駅で「戦争法廃止19の日総がかり行動」が取り組まれた9月19日、「投票に行って政権変えよう」のポテッカーが掲げられ、10月の総がかりは、野党統一候補を中心に進める。
毎月の総がかり、毎週金曜日の反原発行動が党派を超えて取り組まれており、前回の服部選挙もこの積み上げが実を結んだもの。
7月の総合選挙対策本部立上げ決起集会では会場いっぱいの支援者が集まり、多くの無所属議員はじめ各分野から期待する声が相次いだ。
阪急とJRの各駅前には事務所を構え、準備を進めている。
全選挙区で野党vs自公
熊本
熊本は全国に先駆け、県内4小選挙区すべてで野党vs自公の構図が整った。9月20日には熊本市など県内2カ所で1区~4区の立憲野党候補がそろい踏みで政権交代を訴える街頭演説会を開催。新社会党は岩中伸司県本部委員長がスピーチした。
また、2区の玉名市、3区の山鹿市、合志市などでは週1回の早朝スタンディングなどが行われ、党員や『週刊新社会』読者が党旗やプラカードを手に参加している。今回の選挙は「自公か野党のどちらを選ぶかの選択選挙だ」と、県民に強く印象付ける工夫や努力がなされている。
新社会党の努力が実る
山形
山形で立憲野党は9月19日、県内3選挙区中、調整中の3区を除き、ともに新人の1区立民、2区国民の統一候補を決定、自民独占を打破するため政策協定を結んだ。当初共産党を除いて協議が進められようとしたが、新社会党の共産党も含めるべきとの主張が実った。
党県本部の中村平治委員長は、「新社会党県本部はこの間、立憲民主党、国民民主党、共産党と個別に協議し、共産党を含む4野党の合意とすべきと県内全選挙区での野党共闘実現に努力してきた。全国で初めて国民も含め合意できたのは一歩前進。次は、3区の共産党候補への他党の支援の合意を実現するよう新社会党は尽力する」と決意を語った。
政策協定に訓練中止も
高知
高知では市民団体の高知憲法アクションと、次期総選挙に立憲民主党公認で出馬する1区武内のりお、2区広田一の両衆院議員との間で9月21日、「合意確認事項(政策協定)」を締結。協定には県内課題の米軍低空飛行訓練中止も入る。
協定調印式では、武内・広田両氏は「国民に目を向けた真っ当な政治を取り戻す」と力強く決意を述べた。
続いて県内4野党(立憲民主・共産・社民・新社会)が、「合意確認事項」を尊重し、両氏を野党統一候補として全力で闘う確認書に調印した。新社会党高知県本部は、野党統一候補及び政策作りに最初から参加し、浜田太蔵委員長が確認書に署名し、政権交代に向けて全力で取り組む決意を表明した。