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今週の新社会
戦争をさせない
軍拡政治ストップ
2024/04/24
岡崎彩子さん(右)から参院選を闘うバトンを受ける甲斐正康さん=新社会党第30回大会、4月14日、東京都内
■30回党大会
甲斐正康さん参院候補
衆参選挙を全力で闘う
新社会党は4月13、14の両日、第30回定期全国大会を東京都内で開き、想定される解散・総選挙と来年夏の参院選を総力で闘う方針を決めた。2つの国政選挙では金権腐敗を覆い隠し、戦争準備に突き進む自公政権にストップをかけ、平和憲法の下、いのちと暮らしが最優先される政治の実現をめざす。総選挙小選挙区では立憲野党共闘の成立と勝利に全力を尽くし、比例区では各ブロックで社民党を支援、護憲勢力の前進のために奮闘する。25年参院選は、前回に続き「社民党比例名簿推薦枠」に党市民運動委員長の甲斐正康(かい・まさやす)さんを名簿登載して闘うことを決定した。
大会は、十数年ぶりに国政選挙を闘った22年参院選総括、迫る衆院総選挙、25年参院選挙の基本方針を確認した前回大会を受け、その具体化を決定する大会であった。
憲法で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と決意して今年で77年。その日本が琉球弧で基地建設・ミサイル配備を進め、次期戦闘機の輸出解禁や、軍事秘密保護強化のため今国会で、「経済安保秘密保護法」の制定へ突き進むなど、「戦争国家」へと変貌しようとしている。
国会議員を持たない新社会党は、それにどう立ち向かうのか。
岡﨑宏美委員長は大会冒頭挨拶で、「今、私たちが心して取り組まなければならないことは、戦争をさせないことにつきる」と述べ、そのために「22年参院選に続いて25年も、社民党からの要請を受けて憲法を生かす政治勢力の確立のため、参院比例区で厳しい条件だが甲斐正康さんを先頭に闘い抜きたい」と表明した。
続いて来賓の福島瑞穂社民党党首は、「憲法の理念を真に活かす護憲勢力の強化が最も求められており、新社会党・社民党の連携を更に強化し、立憲野党共闘においても確かな役割を果たさねばならない」と協力・共闘を呼びかけた。
36人の代議員が討論に参加し、困難で厳しい組織の現状だが、22年参院選、23年自治体選で出会った運動・新たな仲間たちとの結びつきなどが報告された。
新潟県本部から「組織の土台作りが必要」、栃木県本部から「参院選を党の旗で闘おう」とする修正案が出された。
討論の中で出された疑問などへの総括的な答弁・集約を経て、採決の結果、全議案は賛成多数で可決された。
なお、大会スローガンは原案の「非戦・非武装・非同盟の旗を掲げ…」が討論によって「非戦・非武装・中立・非同盟の旗を掲げ…」に変更された。
■甲斐正康さん
決意を表明
昨年末に、岡﨑委員長から2025年参議院選挙の立候補との要請をいただき、本日、決定をしていただいたことに、まずは感謝の気持ちを表わさせていただきます。
私は左官業を営む父と母の下で育ってきました。いわゆるエリートといわれる人生とは程遠い人生を歩んできました。中学を卒業し、高校を中退し、16歳から父と一緒に現場に出て、暑い日も寒い日もひたすら工事現場で働いてきました。
その後に運転免許を取得し、長年トラックの運転手として、どんなに眠い日も眠い目をこすり、どんなに大雪の中でもハンドルを握ってきました。
私の精神の根本にあるのは労働者としての精神です。私が今まで行ってきた「みちばた」という運動の言葉の意味は、「普通に働く労働者がみちばたから声をあげよう」という意味です。私は労働者の代表として、参議院選挙を皆さまと一緒に闘わせていただこうと決意しました。
この社会を支える全労働者の代表として、新社会党の仲間の皆さまとともに戦争反対、憲法改悪を許さない、そしてこの社会を変革するために、先頭に立って力一杯闘いたいと思います。
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甲斐正康さん参院候補
衆参選挙を全力で闘う
新社会党は4月13、14の両日、第30回定期全国大会を東京都内で開き、想定される解散・総選挙と来年夏の参院選を総力で闘う方針を決めた。2つの国政選挙では金権腐敗を覆い隠し、戦争準備に突き進む自公政権にストップをかけ、平和憲法の下、いのちと暮らしが最優先される政治の実現をめざす。総選挙小選挙区では立憲野党共闘の成立と勝利に全力を尽くし、比例区では各ブロックで社民党を支援、護憲勢力の前進のために奮闘する。25年参院選は、前回に続き「社民党比例名簿推薦枠」に党市民運動委員長の甲斐正康(かい・まさやす)さんを名簿登載して闘うことを決定した。
大会は、十数年ぶりに国政選挙を闘った22年参院選総括、迫る衆院総選挙、25年参院選挙の基本方針を確認した前回大会を受け、その具体化を決定する大会であった。
憲法で、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と決意して今年で77年。その日本が琉球弧で基地建設・ミサイル配備を進め、次期戦闘機の輸出解禁や、軍事秘密保護強化のため今国会で、「経済安保秘密保護法」の制定へ突き進むなど、「戦争国家」へと変貌しようとしている。
国会議員を持たない新社会党は、それにどう立ち向かうのか。
岡﨑宏美委員長は大会冒頭挨拶で、「今、私たちが心して取り組まなければならないことは、戦争をさせないことにつきる」と述べ、そのために「22年参院選に続いて25年も、社民党からの要請を受けて憲法を生かす政治勢力の確立のため、参院比例区で厳しい条件だが甲斐正康さんを先頭に闘い抜きたい」と表明した。
続いて来賓の福島瑞穂社民党党首は、「憲法の理念を真に活かす護憲勢力の強化が最も求められており、新社会党・社民党の連携を更に強化し、立憲野党共闘においても確かな役割を果たさねばならない」と協力・共闘を呼びかけた。
36人の代議員が討論に参加し、困難で厳しい組織の現状だが、22年参院選、23年自治体選で出会った運動・新たな仲間たちとの結びつきなどが報告された。
新潟県本部から「組織の土台作りが必要」、栃木県本部から「参院選を党の旗で闘おう」とする修正案が出された。
討論の中で出された疑問などへの総括的な答弁・集約を経て、採決の結果、全議案は賛成多数で可決された。
なお、大会スローガンは原案の「非戦・非武装・非同盟の旗を掲げ…」が討論によって「非戦・非武装・中立・非同盟の旗を掲げ…」に変更された。
■甲斐正康さん
決意を表明
昨年末に、岡﨑委員長から2025年参議院選挙の立候補との要請をいただき、本日、決定をしていただいたことに、まずは感謝の気持ちを表わさせていただきます。
私は左官業を営む父と母の下で育ってきました。いわゆるエリートといわれる人生とは程遠い人生を歩んできました。中学を卒業し、高校を中退し、16歳から父と一緒に現場に出て、暑い日も寒い日もひたすら工事現場で働いてきました。
その後に運転免許を取得し、長年トラックの運転手として、どんなに眠い日も眠い目をこすり、どんなに大雪の中でもハンドルを握ってきました。
私の精神の根本にあるのは労働者としての精神です。私が今まで行ってきた「みちばた」という運動の言葉の意味は、「普通に働く労働者がみちばたから声をあげよう」という意味です。私は労働者の代表として、参議院選挙を皆さまと一緒に闘わせていただこうと決意しました。
この社会を支える全労働者の代表として、新社会党の仲間の皆さまとともに戦争反対、憲法改悪を許さない、そしてこの社会を変革するために、先頭に立って力一杯闘いたいと思います。