s 新社会党/道しるべ/運動に責任持ち 次代につなぐ第26回大会の課題

道しるべ

運動に責任持ち 次代につなぐ
第26回大会の課題

2021/04/06
 結党25周年を迎えた第26回定期大会が目前だ。国会議席を失って23年、全国で踏みとどまり、野党共同の時代を迎え、新社会党も努力を重ねている。この運動を次代につなぐ意思統一を図る大会だ。

 私たちの目の前に広がるのは、あきらめを招くようなあらゆる面での貧困だ。人間らしく生きるための雇用はズタズ  ・・・続きを読む

抜本的な見直しが急務だ
生活保護の扶養照会

2021/03/23
 コロナ禍による生活困窮者への支援を巡り、生活保護制度のあり方が議論されている。親族の扶養意思を確認する「扶養照会」の見直しを求める取組みが行われている。賛同し共に声を上げよう。

 菅首相は、1月27日の参院予算委でコロナ禍で生活困窮者が増加していることへの対策を問われ、「最終的には生活保護と  ・・・続きを読む

「緊急事態宣言」再延長
コロナ収束への道を進め

2021/03/16
 菅首相は首都圏での緊急事態宣言を2週間延長した。菅内閣は、経済に軸足を移し感染爆発を誘発させた。私たちの生活と命・健康は犠牲を強いられ続けている。菅首相の責任は重大である。

 菅首相は3月5日、東京と神奈川・埼玉・千葉での緊急事態宣言を3月21日まで2週間延長した。延長理由は、医療提供体制改  ・・・続きを読む

3.11から10年
生き証人を隠蔽する国・県

2021/03/09
 「3 ・11」福島原発事故から10年。原発事故に全く反省のない国は9基を再稼働させ、東電・柏崎刈羽原発を含む7基を許可、さらに11基の再稼働を目論む。命より利潤優先の国はどこに向かう。

 避難者・被害者は原発事故の生き証人だ。原発推進を強行する権力は、生き証人の隠蔽を企み、「40年で廃炉」や  ・・・続きを読む

外交・安全保障政策の転換点
湾岸戦争から30年

2021/02/23
 今年は1991年1月に始まった湾岸戦争から30年。日本はこれを契機にPKO法制定・海外派兵常態化、数度の防衛大綱改定や集団的自衛権の行使容認によって自衛隊はますます肥大化している。

 1990年8月、イラクは隣国クウエートに侵攻し全土を占領した。国連は無条件撤退決議、経済制裁決議などで武力侵  ・・・続きを読む

処遇差別撤廃の一里塚に
21春闘の課題

2021/02/16
 21春闘が始まった。経団連の中西宏明会長は労使フォーラムで、「一律の賃上げは現実的でない」と表明。連合の神津里季生会長は、「日本が抱える危機を克服する意思が感じられない」と批判した。

コロナ禍を逆手に

 経団連は1月19日、経営側の21春闘の指針「21経労委報告」を発表した。21報告は  ・・・続きを読む

中止を決断すべきときだ
東京オリ・パラ

2021/02/09
 新型コロナの感染者が世界で1億人を超えた。どの国も今夏の東京五輪・パラリンピックどころではないのが実情だ。国際世論は中止論が高まるが、日本国内でも「再延期・中止」は8割を超す。

 日本をはじめ、多くの国々で新型コロナ感染拡大に歯止めがかかっていない。日本では、緊急事態宣言が再び発令された。世  ・・・続きを読む